ガーデン ご紹介

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ダラム大聖堂・城   Durham Cathedral & Castle
               2011年9月25日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

昨年の旅で当初訪問予定にしていたダラム地方(Durham District)だが日程の都合でカットした。今年は行かねばなるまい。 ダラムと言えば最初に世界遺産のダラム城とダラム大聖堂だろう。幸い雨もすっかり上がった。
この遺産のビューポイントはウェア川(River Wear)の西岸だということで、A690のミルバーンゲート橋(Milburngate Bridge)の西詰のあるパーキングに車を止める。 この後の訪問予定のガーデンもここからなら近い。パーキングを出るとそこは川岸の遊歩道だ。観光客も多いが、ジョギングやウォーキングをする人、 散策する家族などで往来は激しい。川岸では釣りを楽しむ人も大勢見られる。

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遊歩道を南下すると城と大聖堂が見えてくる。写真上左から城と大聖堂、城、大聖堂センタータワーと西正面タワー、大聖堂西正面タワーの順だ。 西正面の辺りは観光客カメラマンのフォーカポイントで混雑している。
城と大聖堂は巾着型に蛇行するウェア川に3方向を守られた半島に建っている。中世の橋"Framwellgate Bridge"(写真下左)を渡って半島に渡る。 いかにも中世を髣髴させる石畳の坂の途中のブティックのショーウインドーに妻の目が釘付けとなった。素敵なデザインのスーツだ。 店員に同じ物を見せてもらう。布地も色も気に入って試着してみたが、袖丈が長すぎる。渋々断念。(ホッ 高級店だった)
坂を上りきったところがマーケットプレイス(Market Place)だ。聖ニコラス教会(St Nicholas Church 写真下左から2枚目)を背景に ネプチューン像(Neptune 写真下右)とロンドンデリー 卿(Lord Londonderry 写真下右から2枚目)が立っている歴史を感じさせる広場だ。

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同じく石畳のサドラー・ストリート(Saddler Street)の坂を上り、オーウェンゲート(Owen Gate)を右に進むと緑の広場(Palace Green)を隔て大聖堂が目の前に迫る(写真下左)。 1093年に建設が始まり完成に40年掛かったという。東西496フィート(143m)と壮麗な大聖堂だ、。センタータワーは15世紀の完成で高さ66mにおよぶ。
大聖堂の入り口に"We hope that you enjoy your visit today, and that you will be touched by the Spirit of God as you walk round this ancient and beautiful building." と記されている。日ごろ信心心は皆無の私だが"touched by the Spirit of God"出来るかと入場する。着飾った地元の信者が続々詰め掛けてくる。 観光客OKの場所で見学する。コラムの彫刻が見事だ。よく見ると3種類の異なったデザインがあるようだ。

Burnley House

儀式が始まった。"Sung Eucharist"というものらしい。白い装束をまとった聖職者達が十字架や燭台や聖書などを捧げ持って身廊の中央を祭壇に向かう。 聖歌隊も入って来た。少年少女に大人も混じっている。
司会者(主教?)の司会で全員が声を揃え「アーメン」を唱えたり、賛美歌を歌ったり、懺悔をしているようだ。続いて聖歌隊の合唱が始まる。美しい声だ。聞き惚れる。 女性が小冊子を持ってきてくれた。15ページに亘り儀式のシナリオが書いてある。楽譜も載っている(写真右)。
この間も観光客は引っ切り無しに出入りしているが、私はこの雰囲気に呑まれ席を立つことができない。特に聖歌隊の歌声には心を洗われるようだ。 カセドラルのHPに"Music can inspire, excite, soothe, and heal."と出ていたが、その通りだ。しかし、"the Spirit of God"は感じられなかった。 40分ほどで儀式は終わった。大聖堂は入場料は取らないし、国の援助も一切受けていないのだという。 貴重な経験に感謝し、少しばかりの寄付(Donation)を寄付箱に入れる。
再び美しいタワーを写真に収め、ダラム城の入り口を見つけると、そこには大修理中のため10月初めまでクローズドとのお詫びの看板が立っていた。
パーキングに隣接するショッピングモールをウインドショッピングしていてバッグ屋のウインドにセールの布製トラベルバッグを見つける。 長旅でお土産が増え、荷物が重量オーバー間違いなしなので、荷物を分けるのにダンボールばかり考えていた。航空便で送った荷物の概念があったので、 ダンボールの箱を探していたが、こちらのほうが繰り返し使えるし断然良い。迷わずゲットする。 これでグラッシントンのポストオフィスでいただいたダンボールはお払い箱だ。ご親切は決して忘れません。

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Information
 Address  The College, Durham, DH1 3EH
 Telephone  01913 864266
 Web Site  Durham Cathedral    DurhamCastle

オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは Gardens Finder
Gardens Guideで確認ください。

「旅行記」もご覧ください。

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